2025/11/07 17:19

久しぶりのブログ更新です。 



どーも、インサイド犬飼です。



ここ最近はプロトルアー作成に熱を注いでおり、かなり尖ったルアーが何個か形になりつつあります。



今回はその内の1つを少し公開しちゃいます!

それがこれ、ラバージグ(仮称ウルス)です!


今更ラバージグかと思われるかもしれませんが、インサイド的に今1番キテるのがこのアーキーヘッドタイプのラバージグ。


もちろん普通のラバージグじゃないです。


なぜ普通じゃないかと言いますと、重さが約1オンスあります。

これを水深の浅い五三川の様なフィールドで使う事に、インサイド的ルアー作りの焦点を当ててみたところ、魚の反応はすこぶる良く、デカイ魚を簡単に仕留める事が可能になりました。


まず、なぜ重いラバージグなのか、

それには普通のルアーじゃキツい3つの理由があります。


1つ目は、カバーを打つテンポの悪さです。

例えば足元の枝や葉がもっさりなカバーに通常(5〜14g)のラバージグもしくはテキサス等などを真上から入れたとします。その時ルアーは水面に到達するまでに何秒かかり、どの様に落ちているでしょうか?

この場合、サミングしてほぐしながら少しずつルアーを落としてラインが屈折しながら落ちていると思います。

これでは、テンポが悪く魚が掛かったとしてもラインが屈折してカバーに擦れているので捕獲率が悪いです。


2つ目は、ワームのズレです。

このレベルのカバーになるとオフセットフックだとワームの頭がズレやすく逆にカバー回避能力が悪かったり、枝にフックが刺さってしまってもシンカーと離れているので回収できなくなったりしてしまいます。

細い枝なんかに絡まった時なんかは全然取れなくてイライラしますよね。。


3つ目は、アクションが伝わらない事です。

カバーにラインが擦れてしまい、連続したアクションをしたいのにルアーにアクションが伝わりづらいので、クイックな動きが出ません。


ジグストなんかのアクションは魚も大好きで、あの連続した水を噛む動きがカバーの中でできたなら釣れるにきまってますがな、、




そこで、このラバージグ(仮称ウルス)の出番です。


まず、重たいのでラインが真っ直ぐなままルアーが水面まで到達します。そりゃ捕獲率が格段に上がりますよね



ワームキーパーとフック形状でワームの針持ちが良く、絶妙なヘッドシェイプと硬めのブラシガードでスルリと抜けてきます。



そして低重心設計で吊るした時の安定感抜群でカバー越しでも重さとフックの支点のおかげで連続したアクションにキレが生まれます。コレめっちゃ重要!


世にあるベビーカバージグは対ウィード、グラス寄りでやや前方重心でベビーテキサスに近い感じでした。それも理にはかなってるんですが、吊るした時の姿勢があまり、、、



コイツ(仮称ウルス)はカバージグなんだけど姿勢がよく、スイミングジグなんかにも使えるので

まだまだ色んな可能性がありそうかなと、思ってます。

もちろんまだまだテストしまくります。



オカッパリで重たいラバージグ。

これからブームの予感です。